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藤井ヨシマサ
この記事は2021年3月20日に行われた『第77回マーチャントクラブ定例会』の活動報告になります。東京では新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除になる前日ということで、引き続き東久留米のマーチャントクラブ事務所からWEB配信での開催となりました。

講師は株式会社アクラ代表取締役、井坂光博さん。テーマは「クリエイティブ受発注の心得」になります。

井坂さんとはクラブに入会した3年前から、毎月の定例会や遠征イベント、最近では事務所メンバーとして一緒に活動している、広報委員会統括マネージャーの藤井ヨシマサ(フジップリン)がお伝えします。

井坂さんのイメージは、いつも仕事の納期に追われながらも、スタッフと一緒に作業に没頭する姿。僕は今回のテーマを外側からいつも見てきました。

想像していたように、クラブ外部には公開できないような、井坂さんの本音があふれる充実した内容のセミナーになりました。

マーチャントクラブ副代表でもある井坂さんは、30ヶ月ぶりの講師登壇。

この日は、いつも担当しているWEB配信作業と、自身の登壇を同時に行っているのですから普通なら慌てる場面でしょう。順調にセミナーをスタートさせるあたりはさすがです。

告知段階のテーマは「クリエイティブ受発注の心得」でしたが、当日はもっと実践現場寄りのタイトルに変わっていました。

「マーケター、クリエイターともに気持ちよく仕事をして成果を出そうじゃないか」

マーケター、クリエイターの意識やイメージは真逆で、噛み合わないことが多いという話しで笑いが起きたところでセミナーはスタートしました。

代表の菅さんの開会のご挨拶。

事務所にはzoom配信会場にも関わらず、14名が現地参加!

こちらはiPhone11を使ったパノラマ撮影です。

最終的にはZOOMには30名以上が参加しました。井坂さんの講義は、マーチャントクラブ内でも注目度が高いですね。

天木さんの参加が貴重で、個人的に嬉しかったです。

クリエイターである井坂さんが、他の同業者と違うのは「期待された成果に応えようとする姿勢」です。

クリエイターとしての側面だけであれば、映像だけを完成させればいい。しかし、井坂さんはクライアントの数値的な要求も意識しているそうです。そのために数々のビジネス手法、提案方法を学んできたことも紹介してきました。

この姿勢は業種問わず必要なスタンスであり、常に口コミで引っ張りだこである井坂さんの人気の理由が分かりました。

年齢が現在20代後半と聞くと若く聞こえますが、10年間この業界で真剣に向き合ってきたそうです。十分な実績と言えます。言葉には経験から伝わる重さがありました。

井坂さんのこれまでの経緯を聞いていると、常に集大成であり続けていると感じます。ビジネス経験は結婚式場での音響の仕事が始まり。

その後、カメラと映像と技術を習得するにつれ仕事内容も広がったそうです。法律すれすれの詐欺案件の映像制作の経験もあるとのこと。

しかし一方で、詐欺まがいの商材に使うようなテクニックも、通常の企業からすれば貴重な知見とも言えます。

こうして、数々の作品作りの経験がつながって行って現在の実力となったのでしょう。一人のクリエイターとして物作りをする意識。

次のステージに進んでいくときの心構え。職人のような現場経験があるからこそ話せる内容に興味を惹かれました。現在はチームとしてプロジェクトを進めています。

スタッフへの教育用のビデオをていねいに作成していたのは驚きました。事務所でスタッフに対するOJTの姿はよく見ていたので、資料を使ったOFFJTと組み合わせれば良いものができるのは当然。

さらに、気持ちよく仕事をしようという意識もあります。物作りとしてはかなり高いレベルのことを、井坂さん個人でまとめていると思いました。

一人の職人としてだけではなく、リーダーとして進める施策を備えているところが素晴らしいですね。見習うべき点がたくさんありました。

休憩中の会場の様子。

スタイルの良い設楽さん、爽やかな笑顔です。

佐藤旭さんには逆に撮られてしまいました。

ペプシが似合う飯島裕之 (KunKun)さん。

過去最高に髪が伸びたと話題になった椎名さん。常に絵になります。

横田ヒロアキさんと齋藤章浩さん、ビッグサイズの二人は仲良く後ろから視聴です。

TVタックルで、ビートたけしさん、大竹まことさん、ヒロミさんがで見せていたようなタバコ休憩。喫煙者ではありませんが、とても楽しそうに映ります。

後半はクリエイターに興味がある人向けのメッセージがたくさんありました。

「今持っている武器は捨ててはダメ。」

この言葉は分かりやすかったです。

リセットして新しいことにチャレンジする姿勢は大切ですが、経験を次の技術に投資していく姿勢は今の井坂さんの姿そのものです。

「クリエイターでマーケティングがわからない人は通用しない。」

クリエイティブな仕事だからこそあえて、数字にこだわる。結果をマーケティングによる数字で証明する。このあたりが、常に引っ張りだこで仕事の依頼が来る秘訣そのものでしょう。

クリエイティブな才能ではなく、出来るところは手を抜かないという姿勢が井坂さんらしいと思いました。大切なことですね。

「チームを作りたかったわけではない。仕事がまわるようにしたかった。気持ちよく仕事ができるのはどうしたらいいのか考えいていたら、今のスタイルになった。」

最後のこの言葉が、常に集大成で勝負し続けていることを物語っています。

今後も井坂さんの進化、進歩は続いていくでしょう。

今後がさらに楽しみになりました。

最後は椎名さんから出版された書籍について井坂さんへの質問です。

二人が揃うとつまらなそうに見えるのは、クラブの不思議の一つ。もちろん仲が悪いわけではありません。

井坂さんと、代表の菅さんの締めの挨拶でセミナーは終了しました。

セミナー終了後は記念写真です。

いつもシャッターを押す係の井坂さんが主役なので、この日はタイマーでの撮影となりました。

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セミナー終了後は事務所で交流会が開催されました。

東京都が推奨するソーシャルディスタンスを保ちつつも現場は和やかなムードで、勉強会の振り返りやお互いの近況報告を楽しみました。

菅さんと佐藤旭さん。マクドナルドが好きな人に悪い人はいません。

お寿司の出前が届いて飯島裕之 (KunKun)さんもピースサインです。

マックス鈴木さんプロデュース、1キロ背脂焼きそば!これは美味かったです〜

菅さんのお嬢さんも参加、自慢の柔軟性を披露。柔らかい!

齋藤章浩さんは交流会が楽しくて拍手が止まりません。

パエリアが到着!これも美味しかった!贅沢ですね〜

今回も森山 はるみ(ハルピス)さんは、一番高価なうどんを注文していました。齋藤さんの拍手が止まりません。

懇親会の最中も井坂さんは翌日の仕事の準備です。

勉強会の準備も大変だったと思います。お疲れさまでした。

井坂さん、素晴らしいセミナーをありがとうございました!クラブの皆さんはぜひ動画配信も見てください。

今回の定例会も学びのある貴重な一日となりました。クラブの雰囲気が伝わりましたら嬉しいです。マーチャントクラブはこんなところです。

記事は以上となります。ありがとうございました!