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飯島 裕之
マーチャントクラブ広報委員 / 取材担当の飯島裕之(KunKun)です。この記事では、マーチャントクラブに所属する経営者へのインタビューを通じて、その人の魅力に迫りながら学びをお伝えします。

今回取材するのは、クラブNO.169・の馬場ふゆかさんです。

現役の薬剤師として医療現場に携わる顔を持ちながら、Webマーケティングを生業とし集客や販促のサポートも行う馬場ふゆかさん。

今や20人を超える経営者が集う彼女主催の月1作業会は一体どのようにして生まれたのか?参加人数や規模が膨らんでいく中でどんなプレッシャーを感じていたのか?など、企画の裏側や本音を語ってもらいました。

また、好きな分野である医療をマーケティング事業に掛け合わせ”薬機法専門コピーライター”という肩書きに振り切って活動した際の、知られざる苦悩や学びまで!取材を通じて、彼女の魅力に迫ります。

今では参加者が20名を超える作業会も、元々はダラける自分を律するための場。

飯島 ーふゆかさんは『HOSMARKETI WORKING GROUP』というビジネス作業会を運営していますよね。

馬場 はい。マーチャントクラブの部会としてやらせてもらってます。先月、1周年を迎えました。

飯島 1周年おめでとうございます!作業会をやり始めたきっかけは何かあるんですか?

馬場 それは…私が人としてダラけてたから(笑)今でこそ、作業会から派生してセミナーになったんですが、最初は本当にただ同期と集まって一緒に作業をやろう!って。家で1人でやってると、なんかダラダラしちゃったり、ちょっと中だるみしてた時期があって。自分が最初に、ビジネス取り組み始めたときに、仲間と一緒にほぼ毎日会ったり、二泊三日で泊まり込んで作業ガーってしてたんですよ。

飯島 へええ!!そういうものなんですか?(笑)

馬場 私が特殊で(笑)人とやるタイプだったんですよ。一番最初は、仲良い人とだけで2人でやっていました。それを「良いなぁ」って言われたから「今度は温泉とかでやろうか!」みたいにちょっと企画にしたら、他の人も”誰かと一緒にやる環境”が欲しかったみたいで。

本当にその時期なんかは、実績も0の時なんですけど集まってくれて。そこの繋がりが、今も結構ありますね。そこで仲良くなったビジネス同期とは、今も仲が良いです。

それから1年ぐらい経って、みんなで作業会やることがなくなってた中で、ふとみんなで集まったときに「また作業会やりたい」って言われたんです。

元々女性のコミュニティだったので、あまり”やるぞ!”って人は居なかったんですけど。でも「またやりたいね」って人が周りに3人くらいいて。その時はもう、自分が事務所(株式会社アイマーチャント事務所)も使えるようにもなってたので「じゃあ事務所でやろっか!」っていう感じで。

なので、集まって作業するっていうよりも、交流のきっかけみたいな感じで始めました。

作業会がマーチャントクラブの部会になった事で良いプレッシャーに

2020年はzoomと事務所の両方で開催

飯島 それが”短編講義”みたいなセミナーも含まれることに?

馬場 講義も最初はなくて!本当に、最初はただ集まって作業するだけ。部室に集まって各々やる!みたいな感じでした。そういう感じでやっていたんですけど、「それ、しっかり毎月やっていきましょうか!」ってコンサルタントの菅さんからアドバイスいただいて「月一で運営してみるか!」って始めました。

飯島 先月の部会は参加者さんが20人くらい集まりましたね!

馬場 そう!嬉しかった!

飯島 最初は、そういったきっかけの作業会が、1年経って20人もの人が集まる規模の企画になるわけじゃないですか。ふゆかさんの中で”自分の想い”とかって変わってきますか?

馬場 変わってきます。だんだん気付いてくるという感じだったんですけど。今でこそ1年やってきましたけど、最初は何も考えてなくて。「自分は主催してるだけ」「場所を提供してるだけ」って感覚でした。

それが、1年運営をしてみると「モヤモヤしてる人が結構来てくれてるな」っていうのを感じたんです。あとは1年間、継続して来てくれる人もいて。ずっとその相談に乗っていると、もちろん副業とかビジネスとかだから、みんなちゃんと収入を得たい!っていう気持ちもあるけれど、お金とは切り離した別の思いを皆んな持ってるな!っていうのを感じました。

飯島 たしかにそれで言うと、このあいだ僕も参加させていただいたんですけど、ZOOMで他の参加者さんの顔が見えるじゃないですか。

参加してる方々がすごい良い顔してて!先ほど、ふゆかさんがご自身でおっしゃってたところでいうと『ただ学ぶという事以外のモノ』が、そこにあるなと思いました。

ふゆかさんの自分なりの自己分析だと、何で部会に参加しているんだと思いますか?

馬場 何で来てるんだろう?ってなると…そもそもその作業会の大元となっているマーチャントクラブは『挑戦者を応援する』っていう場所じゃないですか。

私自身もやっぱり、自分の挑戦をずっと応援してもらってて今がある!っていうのがあるんです。そして皆んなも挑戦したい気持ちが結構あると思うんですよ。自分の周りでも、副業とか主婦とか色んな方が、挑戦したい気持ちはあるけど、いざとなるとハードルが高い。

そこで、ハードルの高さを感じてる人が、ちょっとハードル低めの作業会っていう場所を利用するというか!挑戦する先を見れるっていうのは、参加してくれる理由としてあるのかなと感じています。

飯島 なるほど!そこに役割というか、意味を見出してるというか。

馬場 マーチャントクラブの部会にさせていただいたことで、今何かの挑戦をしたいな!って思う人もいれば、クラブメンバーの先輩方もそこの作業会には来てくださるので、以前よりも濃い環境になりました。

主催は私だけど、トップは私じゃないっていうのがあって、見せる姿は私だけじゃないって気がするんですよね。1年やると形が変わっていくんだなっていうのはすごい感じていて、それ自体も挑戦の姿として見せられるのかなと思います。

だって「作業しよう!」って言って最初4人で事務所で集まって、パソコン囲んでカチャカチャやって、ブログとか書いて、ちょっと女子トークなんか昼間からワーッて始まって…。そんなところから始まったんですよ。笑

飯島 すごいですね!それが20人を超える規模になるっていうのは。

馬場 それは結構嬉しかった。最初、部会じゃなくて個人でやっていく形で運営を続けていく中で「部会にしてみませんか?」っていう提案をちょっといただいて。

でも、やっぱり私もマーチャントクラブに対するレベルの高さって、入ってても未だに感じるので「マーチャントクラブの部会にしていいの?!」というプレッシャーはありました。

1人でやってる分には、ある意味失敗してもいいような気がするけど、マーチャントクラブの部会にした以上、それはもう今まで以上に責任を持ってやらなければ!と。でも、そういう責任は、どっかで自分も背負っておかないと甘い考えが出ちゃうなって思っています。

飯島 それはでも良いプレッシャーですね!

馬場 良いプレッシャーです!やっぱそこはグシャっとするわけにいかない!みたいな。母体(マーチャントクラブ)がもう何年も続いてるのに、部会がグシャっといくと、それはすごい自分的にも格好悪いなと思って。それが良い感じのプレッシャーになりましたね。

今取り組んでいるマーケティングに好きな分野の”医療”をどうしても絡ませたかった…けれど!

白衣だけ活用を許可された馬場ふゆか

飯島 ふゆかさん個人の話もお伺いしたいのですが、”薬機法専門コピーライター”という肩書きに振り切ったじゃないですか?これはなにか理由があるんですか?

馬場 はい。これはですね…勝手に1人でやっちゃった(笑)

なんか色々やっていく中で、例えば同じく菅さんを師匠としている田原さんなんかはすごい色んなこと挑戦されているんですが、そういう知識力は少し薄いんですよ私!

そういう意味だと、すごく薄くて。だけど、元が薬剤師で医療のことが好きで。でもずっと医療関係は、個人のビジネスとしてやりにくいって思っていたんです。お店ありきというか、治療ありきというか。

ちょっと難しいから、自分のやりたい事として後々の目標(社会貢献に繋ぐ)という形にしようと。その事に関する情報発信もしないし「医療分野は一旦置いてとく!」という感じでした。でも、どうしてもやっぱり好きなことではあって。

”薬剤師”の肩書きを活用できれば面白いなと思って、少し活動してみた結果、薬剤師とマーケティングって別に何も良くなくて。「やっぱり薬剤師は置いとこう!」「これはこれで!」って割り切ったんですけど、薬機法っていうのをTwitterだったかな?で見つけたんです。

コピーライティングと薬機法を絡ませていくと、薬剤師っていう肩書きがマーケティングの世界で活きるのかな!!って。

資格にこだわるなって言われてるのに、資格が活かせたら嬉しいなあ!みたいな欲が多分あったんですよね。それで今は個人的に、薬機法は薬機法!WebマーケティングはWebマーケティング!っていう感じで、もうここは完全に切り離してやってる感じです。

飯島 でもしっかりと薬機法の方でもお仕事取られてますもんね。

馬場 そうですね。薬機法ライティングの伸び代はさておきなんですが、色んな人との繋がりで、やってみて面白いなって思った事がありました。

ビジネス交流会に行くんですけど、そこでずっと今までWebマーケターとかWeb企画プロデューサーとして、色んなお話をさせてもらうんですけど、仕事に繋がったことってそんなになくて。まだキャリアも少ないし、やっぱ見えづらいじゃないですか”マーケティング”って。法人もしてるわけでもないし、やっぱこう伝えづらいなあ!って思ってたんです。

でも、交流会の方で「薬機法を扱ってます!」って言ったら、すごく分かり易いみたいで(笑)実績も何も言ってないのに、それだけで仕事が来るような感じになって。もうそこから、並行で知識つけながらやる感じでしたね。

Webでは別に”薬機法”って言っても「うーん…」って感じだったんだけど、リアルでは薬機法っていうのが、すごく訴求が強いんだなっていうのがあって。場所によって使い分けることで、何か色んなことが出来そうだなっていう発見は個人的にありましたね。

士業や資格にこだわると動く範囲や出来ることを小さくする事につながってしまう

飯島 ふゆかさんでいうと”薬剤師”みたいな。本当は好きな事だけど、うまく発信とかコンセプトに混ぜ込めずにいる、みたいな情報発信者さんっていると思うんですよ。

馬場 いる!でも、そこにこだわっちゃう人が多いんですよね。でも、情報発信ではこだわっちゃ駄目!薬剤師と何かを掛け合わせて打ち出したい人っていうのが周りにもいるんですが、だいたいうまくいかない!やっぱり相性悪いんですよねWebと。

飯島 そういう時って、どうすればいいですか?

馬場 自分もずっと言われていることで、資格にこだわらないこと。自分が頑張ってきたから、どうしても活かしたくなっちゃうんだけど、それは駄目!自分も薬機法でやりましたけど…駄目なんです(笑)

飯島 とりあえず一旦横に置いとくってことですかね?

馬場 そうですね。置いといて「あっ、いけそうだな!」ってものが来たらやってみるっていうのが良いと思います。こだわっちゃうと他が見えなくなっちゃう。自分ができることの中で何かやろうとしちゃうのは駄目なんだなあ、というのは、すごい学ばせてもらってます。

飯島 そういうのって自分じゃ気づけなかったりするじゃないですか?お師匠様とか指摘してくれる方とかがいれば別ですけど。

馬場 気づけないです。それに、情報発信ってなんかよく、特技とか好きな何かの掛け合わせって言うじゃないですか?今まで私も、色んな人に単発コンサルティングとかしてもらったりすると、いつも好きなことの掛け合わせって話で、薬剤師は良いですよ!絶対それは使いましょう!って、ずっと言われ続けてきたんですよ。

そういう教育が…例えば『OL女性20代』とか『サラリーマン男性なんちゃら』ってそういう組み合わせで0.1%の存在になれる!ってずっとあるから。そこから教わった人っていうのはやっぱりそれを教えてて。

そうすると「薬剤師っていうのはわかりやすい個性になるから使った方がいい!」ってなるんですよね。私もずっと言われ続けてきたので、多分そう言われることの方が多いんじゃないかと思うんですよ。

資格を捨てろ!士業にこだわるな!って指導は、自分の師匠である菅さんから初めて教わりました。誰の悩みを解決するか、そこに自分自身のスキルは関係ないという事も学びました。

飯島 手放しちゃった方が良いものもありますもんね。

馬場 そこにこだわると、動く範囲とかやれることがすごい小さくなっちゃう!それさえなければ何でもできる。結果、動きやすくなりましたね。

ーそういうエピソードが隠れていたんですね。じゃあ今は”薬機法専門”とはあんまり言ってないんですか?

馬場 そうですね。1回Twitterで薬機法ライターという肩書きにしたんですけど、すぐに肩書き全部なくして、ただの”馬場ふゆか”になりました(笑)

飯島 1周まわって、シンプルになってる(笑)

馬場 Webマーケターもなんか違うし…薬機法もなんか違うし…良い言い方ってなんだろうな?ってなって、”馬場ふゆか”になりました。

飯島 いいですね。なんかこう、ふゆかさんの「もがいている感じ」も応援したくなりますよね!

馬場 特技活かしたくなっちゃうし、みんな活かせって言うんだもん。

飯島 でもそれ「1回やってみて気づいた失敗」という見方も出来ますからね。

馬場 そうですね。薬機法の仕事って、例えば10年後までどう繋がるかっていう、そこのビジョンとはまた別なんですけど。今教わってるWebの発信とか、このマーケティングの中で10年15年、自分がやっていけるような長期目線で色んなことをやらせてもらってるような感じです。

薬機法はまだ良く分かんないんですけど、何か育てて二次的になればいいな!という感じです。その中でも単発ですけどお仕事を色々もらえるっていうのはいい経験だし、薬機法の分野でも経営者との繋がりは増えやすかったりもするので。

薬事はやっぱり自分の好きなことなので、それはそれで、1個増えたのもよかったのかなと。でも、やっぱり薬事にこだわっちゃいけないんだ!っていうのを再認識しました。

人と人をマッチングするのは得意!もっと活かしていきたい

飯島 そういう気付きも踏まえて、最後にふゆかさんが思い描く「今後こうしていきたい!」というビジョンをお聞かせいただければと思います。

馬場 そもそも自分で自由に薬機法をやり始めたっていうのも…一個しっかりしたコンテンツというか軸?「これです!」っていう基盤を作れてなかったからなんですよ。

あるようでないというか。なので、基盤として「こういうのを作りたい!」って、今ちょうど色々構築相談させてもらっています。

一番最初の基盤をしっかりコンテンツとして固めて、そこから今ある作業会に繋げていったりだとか、薬機法の仕事にどう繋がるか?だとか。あとは、マッチングじゃないですけど、マーチャントクラブを通していろんな経営者の先輩方と繋がっていくので、自分はそういう”人との繋がり”を活かして拡大していきたいな!というイメージはぼんやりですけどありますね。

飯島 すごい楽しそうなビジョンですね!

馬場 繋げるのが得意なのかな?得意だと良いなー。でもそれがやっぱり楽しいなっていうのはありますね。

馬場ふゆかプロフィール

馬場ふゆか(baba fuyuka)

ホスマーケティ代表
WEB企画プロデューサー/薬機法専門コンサルタント
 
現役の薬剤師として医療現場に携わる顔を持つ一方、WEBを活用した集客や販促の専門家として個人・法人のサポートに従事。
 
起業志望者へのマーケティング指導をはじめ、ファイナンシャル事業、コンサルティング事業を中心とする企業の参謀も務める。
 
得意分野は新規顧客獲得の仕組みづくり、商品やサービスのプロモーション、小資金で展開できるビジネスモデルの設計。
 
また薬機法専門コンサルタントとして、化粧品のOEM販売、個人サロンのサイト設計やオンライン展開も得意としている。
 
幼稚園〜高校まで桐蔭学園に通い、昭和薬科大学に首席入学。
ビジネスを初めて一人ラーメンができたことが誇り。
 
得意なことはスキー、ゲレンデで恋することが夢だった。趣味は着物と茶道とカラオケ。カラオケはjpopからアニソン、演歌など、90年代から最新までなんでも歌う。洋楽は歌えない。


馬場ふゆか公式サイト
 

インタビュアー / 飯島裕之

飯島裕之(kunkun)/ 企画構成作家


1985年東京都江戸川区生まれ。企画構成作家、HIPHOPクリエイター。

2016年の12月、菅智晃氏からの教材購入をきっかけにアフィリエイトに参入。開始1年で会社員としての月収を超え個人事業からの収入基盤を確立。

その後、総購入者数7千人を超える人気ビジネス教材の講師に就任、5万作の電子書籍の中から優秀賞を受賞するなど瞬く間に頭角を表す。これまでの指導実績は上場企業も含め7社・500人以上。

現在、数多くのイベント主催から培った企画力・Web販売から培った販促力を機軸に、売上に伸び悩む実業家やクリエイターの『Web制作』『サービス設計』『企画提案』などプロデュースに従事。裏方として黒衣に徹しながらも、ブレイクダンス/グラフィティアートなど、エンターテイメントの分野に長く生息してきた事からHIPHOPクリエイターとしての顔も持ち合わせ、アート創作の仕事もひっそりと受注を続けている。

馬場ふゆかさんのインタビュー前編も合わせてご覧ください。