マーチャントクラブセミナー第67回目の講師はゲーム戦略売上アップコンサルタントの神馬豪さんです!

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広報員会ライター:えのきまこ
広報委員会ライター、えのきがお届けします!

今回の講義では、ゲーム戦略マスターセミナーと題し、『ゲームノウハウを活用した集客の仕組みの作り方』ということでビジネス成功させるためには切っても切り離せない、集客を主軸としたビジネス戦略のお話をお話くださいました。

『ゲーム戦略を取り入れたビジネススキーム』ということなのですが、講師の神馬さんご自身が、長年ゲーム制作会社に勤めていたからこそ生み出されるノウハウや考え方が盛りだくさんです。

また、一貫した世界観にも圧倒され考え方はもちろんのこと魅せ方の工夫も非常に勉強になる回となっています。

そもそも集客は何をすればいいの?
集客がなかなか思うようにいかない…。

という方はもちろん

「もっと集客の質を高めたい」
「集客だけでなくマネタイズを合わせて売上にも直結させたい」

という方にもぜひ聴いていただきたい講義です。幅広い視野からの学びを得られるかと思います。

講師 神馬豪 プロフィール

ゲーム戦略売上アップコンサルタント

コナミ(株)に11年、(株)カプコンに約4年半 2社のゲーム会社に約15年半勤務。 人を夢中にする「ゲームのノウハウ」を活用し、「面白さ」でお客さまを熱狂・熱中させることで、集客と売上アップを実現する。 ゲーミフィケーション®︎のNO1エキスパート、唯一の「ゲーム戦略®」マーケティングコンサルタントとして活動中。

著書:顧客を生み出すビジネス新戦略ゲーミフィケーション(大和出版)

Amazonマーケティング・セールス部門1位獲得

講義概要

集客の『仕組み』はシンプルかつ単純

皆さんの考える『集客』の定義はなんでしょうか?

神馬さんのクライアントさん達はこの質問をすると2つの定義にだいたい分かれるとおっしゃっています。

そして、この考え方に集客の仕組みづくりのヒントが隠されているとのこと。
それは…

✔︎お客様を集めること
✔︎お客様が集まること

もちろん人それぞれ考え方があると思いますが、集客に困っている・悩んでいる方のほとんどが『集客とはお客様を集めること』と考えていることがほとんどだ。と言います。

一方で『お客様が自然に集まるようにすること』を集客の定義で考えている人は、集客の部分に悩むことはほとんどなく行動を起こすことができる傾向にあるようです。


また、消費者はインターネットの発達とともに年々売り込みにより強い嫌悪感を抱くようになっています。売り込みをされて嬉しいという消費者はなかなかいません。

そのため神馬さんは集客の仕組みを『売り込みせずに自然に人が集まる』状態にすること。と位置づけられておりその仕組みをつくり上げるために大切なこととして『面白さの提供』を取り上げられていました。

ここで注意したいのが、『面白さの提供』として自分本位で面白いことに焦点を当てすぎてしまうということ。
『興味を惹かれる面白さ』を追求する必要があるそうです。

提供者側としての腕の見せ所だなと思いましたし、だからこそコンセプトや目標を明確に準備することが大事だと言われるのだと改めて思わされました。


集客に大切なことはシンプル。
それは『売り込みせずに自然に人が集まる』状態にすること
そして、その仕組みを完成させるために『面白さ』を掛け合わせることが重要だということでした。

講義のメインテーマとなる『ゲーム戦略』とは何か?

ゲーム戦略とは、『ゲームが引き起こす人を夢中にするノウハウをビジネスに活用し、商品やサービスに熱狂・熱中してもらい継続的な売上アップを実現する方法』です。

・ゲームを始めたらついつい徹夜してしまった。
・ご飯の時間になってもゲームをやめられず怒られた。
・新作ゲームが気になって、朝早くからお店に並んでゲームを買った。

みなさんにも、こんな経験一度はありませんか?
周りに当てはまる人が思いつく人もいるのではないでしょうか。

これは、ゲーム会社がゲームを売り出したからといって偶然的に起こる現象ではありません。

ゲーム会社によって綿密に仕組まれている戦略・ノウハウが消費者にマッチし『夢中にさせる』状況を生み出しているのです。

そして、ゲームが持つ特有の『熱中する面白さ』を神馬さんが徹底的に分析し体系化することで他の業種にも活用できるようにしたものがゲーム戦略®︎。ゲーム戦略を上手にビジネスに取り入れることで自分だけのビジネスが生み出され売上にも繋がっていくそうです。


ゲーム戦略は2つの要素『システム+世界観』を軸に構築されていくそうなのですが、これらの掛け合わせで面白さが決まるのだとか。

ゲームでいうと敵を倒すとポイントがたまってレベルアップできる。4つ同じ色を揃えると消えるなどのゲームのルールが面白いこと。これがシステム。

そして世界観はストーリ・設定・キャラクターなどがいかに魅力的かによって決まるとのことでした。

ビジネスに例えるのであれば、
システム:『商品・サービス』『ビジネスモデル』
世界観:『強み』『コンセプト』というイメージで考えていくと良いそうです。

ビジネスに世界観を持たせるとなると壮大なイメージを抱く方も多いかもしれません。
しかし大切なのは、強みを明確にしてコンセプトを明確にするということ。これが最終的に、個人や商品のブランディングにも繋がっていきます。

ゲーム戦略の一要素「世界観」の極め方

ゲーム戦略の一つ『世界観』というキーワード。
ビジネスにおいて、システムは骨組み・土台とされるため真似されやすく印象には残りません。ノウハウには、お客様が熱狂的に集まるという状態にはなりにくいといいます。

しかしもう一つの要素『世界観』。
世界観は『ストーリー』『設定』『キャラクター』この3つがかけ合わさっています。ゲームに限らず、小説やアニメなど世界観というものは全てこの3つの要素からできています。

これが決まると、商品に色がつきます。
自然と商品設定やお客様に伝えるキーワード・対応などが明確となるためお客様が商品にに対して興味を持ってくださることが増えていくんだそうです。

コンセプトがブレないこと=世界観が一貫していること。
これはお客様が商品や考え方に共感して自然に集まるビジネスを構築する上で欠かせない重要な要素となります。

ここで、講義内でご紹介くださっているご自身のビジネスの世界観の作り方ワークをご紹介します。

【講義内のワーク】世界観の構築ステップを考えてみよう


①ストーリー
あなたと継続的に関わっていくことで最終的にお客様はどうなれるのか?
現状から理想の未来(ゴール)に対してどんなステップを踏んでいくかをより明確にしていきます。


②設定
好きな世界観の設定を考えてみましょう。
現実でも架空でもOK 学校の部活みたいな熱い感じが好き、ディズニーのファンタジー感が好き等なんでもOKなので自分の好きな世界観を言葉にしてみましょう。

③キャラクター
あなたがお客様に対して果たす役割・立ち位置 寄り添っていくのが、グイグイ引っ張っていくのか 応援する形

*3つの書き出しを終えたら*

どんどん書き出していくと、共通項が見えてきます。 それが自分が大切にしたい世界観となります。
もし、あまり共通項が見つからないという場合は 3つの要素から一番近そうなものを選んでみると良いです。 

世界観が決まると、世界観に一貫性が生まれ、コンセプト・デザイン・対応なども自ずと決まっていきます。
提供側の商品の良さのアピールもしやすくなり、結果として、お客さんが迷いにくくなりますし印象にも残りやすく興味を持っていただきやすくなります。

世界観を見直すだけで、売上にも直結するという方も神馬さんのクライアントさんには多いのだとか。

講義内にはワークのシェアもありますので、メンバーの皆さんはぜひ動画でチェックして自分の世界観を言語化してみてください。

≪えのき的見どころポイント!≫セミナー内での遊びごごろ

セミナーではまだまだ細かな戦略を神馬さんが惜しみなく伝授してくださっています。
ぜひ講義を実際に見ていただきたいところですが…。

私はセミナー自体にも神馬さんがなんどもおっしゃっていた『世界観』を使いこなす技術がたくさんあると思っています。私の注目したセミナーの内容以外での学びポイントをご紹介します。

学びのポイント


✔︎ポイント制度を利用
講義中にワークのシェアがあるのですが、 答えると5神馬ポイントというものがもらえます。
世界観とシステムを組み合わせて相手を楽しませる工夫が光っていました。

✔︎世界観溢れるパワーポイント
世界観を大事にするという言葉にこれほど説得力が増すパワーポイントを私は他で見たことがありません。
明確な世界観を持っている神馬さんだからこそ成し遂げられる技なのだと実感させられました。

✔︎突然現れる、剣
セミナー中に突然ゲームの剣が現れました。
コンセプト設定が整っていると小物までこんなにこだわれるのか! と提供する側の用意周到さに改めて気づきをいただきました。

✔︎服装
セミナー教室の雰囲気や服装。
「これもまた世界観が決まると自ずと決まってくる」と講義内で神馬さんがおっしゃっていますが本当にその通りなのだと目で見て納得させられます。

セミナー内容を実際に実践しながら、「まさに『世界観』とはこういうものなのか!」という印象を持ちました。

何よりおっしゃってくださることを実際にやってくださるので講義を受ける側も「こんな風にやってみればいいのか!」イメージがしやすく実践に移しやすいのではないかと思います。

内容だけでなく、セミナー全体の構成や小物遣いも注目していただきたいポイントです。
相手にとっての面白さを追求する神馬さんの工夫が盛りだくさんです!

✔︎集客は面白さを掛け合わせ、『売り込みせずに自然に人が集まる』状態にすること。
✔︎ゲーム戦略に大切なのは『システム+世界観』自分の商品に色がつく『世界観』を明確にすること。
✔︎世界観は『ストーリー』『設定』『キャラクター』で成り立っている。

講義を通し、『集客への意識を変えて、自分の世界観を明確にする』
これが仕組みづくりの第一歩なのではないかと感じました。

集客がうまくいかない…と悩んでいる方はご紹介したワークを実践していただくだけでも自分の強みというものが明確になると思います。

もちろん、講義ではご紹介したお話以外にも細かいノウハウや考え方の仕組みなど実践的な細かい内容も詰め込まれています。
まだチェックしていないというメンバーさんはぜひ受講してみてください。

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広報員会ライター:えのきまこ
以上、広報委員会ライター、えのきがお届けしました!

第67回マーチャントクラブ(zoom配信)

テーマ


”ゲーム戦略”マスターセミナー

講義全編


1時間52分41秒

 

マーチャントクラブのメンバーは過去の講義ビデオをいつでも振り返る事ができます。(講師によっては当日参加者のみに公開する部分があり、講義ビデオでカットしています。)また、勉強会では交流会も含めて自由に質問が出来る環境がありますので、当日参加をお勧めいたします。

講義ビデオは予告なく公開を中止する事もありますので、メンバーは極力講義ビデオに目を通して、理解を深めていただければと思います。

※過去の講義となりますので講師の方々へ直接の質問はご遠慮ください。クラブメンバーの方で、わからない部分や聞いてみたい事は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。勉強会のテーマも随時募集しております。