アイマーチャントの菅です! 写真は土浦花火大会&バーベンキューにお誘いいただいた時の様子です。添田さんの会社の屋上で40名以上の方々とワイワイ花火を満喫しました!

さて!ここ数日間、僕はドトールで作業する事にハマっています。無料のwifiが3時間使い放題なので、 自然と3時間以内に作業をしてしまおうという気持ちに♪

第76回の休日会議では、 パーソナルブランドからの脱却について話しています。
第76回休日会議「パーソナルブランドから抜け出すタイミング」

今日はその補足を、直近の実体験を交えてお伝えします。

先日は46名の方々がクラブの更新月だったので、 1人1人にメールで「クラブ更新手続きのご案内」を送っていました。 そこで、メール文章を打ちながら思った事がありました。

なんか違和感があるぞ…と。

あっという間の1年間だったなあというのもありますが、メールで連絡するという事に、どことなく違和感があったんです。 普段はFacebookメッセージやチャットワーク、 そして月1回の勉強会や懇親会を通じて顔をあわせている方も多くいます。

あえてメールで連絡をする事に 若干の照れくささもあるような、そんな感覚でした。メール送信に違和感を感じるということは、 それだけ交流が深くなり、ググッと距離も縮まったサインだなあと。

募集の時はメールでお知らせする事に違和感がなかったけど、 充実した時間を互いに過ごせていたら、メールのやり取りが違和感になる。

当たり前と言えば当たり前だけど、 そんな事を体感できて、1人1人にメールを送りながらクラブ運営を振り返る良いきっかけになりました。

マーチャントクラブでは、勉強会や交流会には参加せず オンラインの学びだけの方々もいますが、 1人1人を思い浮かべて、あった出来事をメールのやり取りを振り返ったり、 凄く有意義な時間となりました。

全通一斉送信こそ、ネットならではの効率化!という意見の方も、対面を基軸に置いたビジネスをしている方はぜひ1人1人にメッセージを送るというのを試してみてほしいです。

個人ブランド(パーソナルブランド)を消す時

マーチャントクラブは、最初の募集こそ「菅智晃」という名前を全面に出して 僕の考え方に楽しみ方に共感してくれる人を募りました。

このクラブは、やりがい最重視のライフワークであるため自分の色を強く出していこうと困ることはそれほどありません。ですが、パーソナルブランドと商品&サービスを 色濃く結びつけることがデメリットになるビジネスモデルもあります。

個人ブランドは、あの人のサービスなら入ろうとか あの人が紹介するなら買おうという強みもありますが、 個人の色が出過ぎる事は、長期継続の視点においては デメリットになることもあります。

例えば、ビジネスモデルによっては、 個人の名前で訴求を高めるサービスは 代えが効かないビジネスになる可能性も高い。あと、どれだけ良い商品やサービスであっても 「人」の好き嫌いで判断される…というのが懸念点になるケースもあります。

インフラ型のサービスを提供している人にとっては 個人ブランド勝負で売り出すより、 機能性1本で勝負した方がスマートで長期継続へと繋がりやすい。

先日、添田さん主催の花火大会&バーベキューで、カプセルZの福田さんと話していたのですが、 プライスターというサービスを展開を考えるにあたって、 自分の色を出していく事はマイナスの側面も大きいと。

福田さんを支持する人はたっくさんいて、福田さんを逆に敬遠する人もいる。これは福田さんに限らず、誰にでも当てはまることですが 良いサービスも商品も「人」で判断される事で、 本来のサービスの良さを実感してもらうことなく 去って行ってしまう人もいるわけです。

ただ、個人ブランドでの勝負はシンプルで破壊力もあって 楽しい初期の思い出が詰まっているだけになかなかシフトしていく事に勇気がいります。

以前運営していたマーチャントJPというSNSは、最終的に自分の名前を消して「管理人」と表記していましたが 個人ブランドで勝負する土俵から 場の価値で勝負する土俵へシフトした初めての経験でした。

勉強会やセミナー等の塾や講座を運営している方々、そしてコミュニティビジネスに取り組んでいる方々は、 初動はパーソナルブランドで勝負して、 その後は「場」に価値をシフトしていくと良いです。ツールなどのシステムの提供者も同じです。

マーチャントクラブに関しては、 代えが利く利かないは関係ないのですが、 「場」の価値を高めていく事で 新しい世界が見えるんじゃないかと思いながら アドセンス部、せどり部などの部活動もスタートして オールインワンの学び&交流の場の実現を目指しています。

「人のブランド」から「場」「商品」「サービス」のブランドへと軸を変える時はどんな時か? そうした目線での実体験が 少しでも参考になれば嬉しいです。