ブログの記事、SNSの投稿記事、Youtubeにアップした動画、無料提供のPDFやMP3など、全てはデジタルコンテンツに含まれます。打ち出す戦術によって無料無料、登録有無はありますが、インターネットでビジネスを軌道にのせるためには、デジタルコンテンツの発信と制作は欠かせません。本日は一見複雑見えるデジタルコンテンツをさっぱりとシンプルにまとめていきましょう。

デジタルコンテンツがなぜ必要なのか?

動画コンテンツ、映像コンテンツ、文章コンテンツ、画像コンテンツ等、インターネットで表現されている全てのものは大枠でデジタルコンテンツと言えます。

インターネットは何かしらの情報を探すための場所です。検索エンジンを通じて調べる人もいれば、SNSや掲示板、そしてお気に入りのサイトで情報収集する方もいるでしょう。昨今は会話する、繋がるというソーシャル文化が根付いてきましたが、まだまだ検索して探すという本来の在り方は圧倒的です。そうなると、僕たちもネットを活用してビジネスをするのですから、情報を発信していく側にならないとお客さんと接点を持つことは出来ません。

お客さんは知らなければ買えないし、行動に移せません。コンテンツを発信していく事は興味をもってもらう以前に、知ってもらうためにも必要です。

デジタルコンテンツの重要度を知るべく、オフラインで考えてみる

ここで一度オフラインのビジネスを思い返してみましょう。一歩街に繰り出すと、至るところにパンフレットやチラシがあり、アルバイト情報誌等の冊子も無料で置かれています。家電量販店の中に入れば丁寧に商品について説明をしてくれたり、その商品の便利な使い方まで教えてくれる事もあります。

これをインターネットに置き換えると、パンフレットやチラシはダウンロード出来るようになっていて、アルバイト情報はサイトで検索出来て、商品の説明は文章だけでなく、動画や音声で教えてくれるものもあり、便利な使い方はレポートとして配布されています。

オフラインで展開されていた事が、このようにオンラインで再現されています。そして今や個人でも、ブログやメルマガ、各種SNSでメディアを持ち、気軽に情報を発信していける時代となりました。多額の資金が投下できる企業だけが取り組める特権ではありません。

また、インターネットでは、コンテンツの提供する際に、お客さんにメールアドレスを残してもらう仕組みを入れる事で、オフラインとは違いメルマガを通じて何度でもアプローチが出来るという大きなメリットがあります。(もちろん解除URLは必須です。)

さらに、インターネットで再現されているのは集客部分だけではありません。学習塾を始めとする習い事は、通信講座としてオンラインでも受講できるようになりました。雑誌や書籍もインターネット上でダウンロード購入する事が出来ます。コミュニティに関しても、地域で集まって談笑するという括りから、インターネットで全国を対象にして共通の趣味や目的を通じて交流が持てるようになりました。

録画したビデオを友人と手渡しで貸し借りしていた20年前の姿は消えて、今やギガ単位のデータすら容易に受け渡しが可能にもなりました。インターネットがもたらした生活環境の変化は偉大ですよね!

オフラインからオンラインの流れを辿っていきましたが、インターネットで情報を発信していく私たちは、情報に価値を持たせる事でビジネスをスタートする事が出来ます。情報が溢れかえっているため、もはや情報自体に金銭的価値はないと考える方もいると思いますが、学習塾を例にあげたように、英語や中国語などの語学教材、受験教材、資格教材、ファッション誌やゲーム攻略などの情報誌は、今も尚、情報で溢れているにも書かわらず売れています。

いずれも情報を伝えるビジネスですから、やはりジャンルにや切り口と、最大の差別化要素となる「あなた自身」の存在によって、市場規模は異なったとしても情報自体は売れると判断できます。

デジタルコンテンツには、他にも電子書籍やゲームなどのアプリ、映画やドラマの配信サービス、音楽やソフトウェアのダウンロードサービスなど、一見、個人が参入しづらくも見えますが、価値あるデジタルコンテンツは誰もが作る事が出来ます。

デジタルコンテンツ=情報提供

デジタルコンテンツビジネスの枠組みの1つに、情報ビジネスというものがあります。裏技やアンダーグラウンドな情報を売買する怪しいイメージがありますが、このビジネスモデルを本人がどう活用するかだけの問題で、大半のビジネスユーザーは、何かしらの情報をコンテンツ化して、無料有料の違いはあれど集客や販促に利用しています。これは大企業でも個人も同様です。

このビジネスを通過点という認識でしっかり捉えていれば、先々のビジネスの基礎作りに当たるわけですから、必然と良い物を作る事に徹していきます。商品の購入者には、メールマガジンやアンケート、サポートやサプライズプレゼント、そして懇親会等を通じて、接点を増やす事が出来るようになります。僕たちは、必ず「お客さんとの接点を増やす通過点」という道で展開しなくてはなりません。目先の利益を追いかける事は、経験を積み重ねれば重ねるほど小さな事だと気付きます。全ては通過点であり関係の構築がメインです。

情報ビジネスは古くからオフラインで根付いている

情報ビジネスはオフラインで昔から根付いているビジネスの1つでもあります。

・学習塾や家庭教師は、口頭で回答を伝える情報ビジネス
・生け花、ピアノ等の習い事は、先生が対面で実演し、ノウハウを伝える情報ビジネス
・通信講座は、DVDやCD、冊子で解法を伝える情報ビジネス
・ファッション雑誌は、文字や画像で情報を伝える情報ビジネス
・ゲームの攻略本は、ゲームの進め方を文字や画像で伝える情報ビジネス。

情報を扱うビジネスの枠組みが広がったのではないでしょうか?人もビジネスも悪いところにばかり目を向けると、そこにしか目がいかなくなってしまうものですが、全ては扱う人の気持ち1つです。こうしたオフラインで展開する情報ビジネスは多額の資金がかかる一方で、インターネットに落とし込めばほぼ資金がかからずに展開する事が出来ます。

間違ったやり方をしなければ、在庫という概念もないために高い粗利益が出せるビジネスモデルでもあり、一連の工程が学べるビジネスとしても優秀です。情報コンテンツ=ノウハウという認識を持つ方もいますが、情報コンテンツはノウハウに限ったものではありません。リサーチ会社は、特定の市場に対してアンケートを取り、その集計結果を納品する事で利益を上げてます。また、探偵は指定されたターゲットの動向をまとめて納品して対価を受け取っています。これらはノウハウではなく情報ですよね。お客さんが知りたいと思った事には価値があり、膨大な情報量から見つけ出す手間や苦労を第三者に任せる、つまり「時間を買う」と解釈する方もいます。

デジタルコンテンツは5つの要素の単体or組み合わせ。

商品やサービスに繋げるために、ブログやメルマガ、そしてSNSで情報を発信していく事は既に一般化している今、様々な情報はデジタルコンテンツとして価値を持ち販売されています。ここで多種多様にあるインターネットビジネスを整理するために、デジタルコンテンツとは何かを整理しておきましょう。行動に移す時にはシンプルに考えるのがベストです!

デジタルコンテンツは「文章」「画像」「映像」「音声」「プログラム」の5つ要素の単体、もしくは組み合わせで全てが出来ていると考えて差し支えありません。文章とプログラムも同じ文字の羅列と言う事も出来ますが、プログラムから出来上がるものはツールやゲーム等に対して、文章は電子書籍になるというの違いがあるためにあえて分けました。無料有料に関わらず、デジタルコンテンツは集客だけではなく、利益を出していくにも要となってきます。

文章を書く、動画を撮る、音声を録るといった事は、スマートフォン1つでも可能ですから、比較的容易かと思います。画像はデザインとなると専門的な知識が必要となり、プログラムはもっと複雑な技術が必要になってきます。ただ、自分に出来ないものであっても、全てクリアにしていく方法はしっかりありますので安心して下さい。

まずは、デジタルコンテンツを活用する事でビジネスが出来る、情報コンテンツが利益を発生させる事が出来るという事実だけでも知ってもらえたら大丈夫です。全てのビジネスは通過点です。良いと思える部分を抜き出して活用し、理想のビジネスに繋げる糧としていきましょう。

いずれにしても、インターネットを活用していく以上は、コンテンツの配信や制作は欠かせないものとなってきます。今後どのように展開していったとしても全ての基盤になると考えて下さい。逆にここさえ押さえれば、縦展開、横展開共に容易になります。

僕はWEBタレント情報誌や、ビジネス教材販売を経験した後、代行販売として委託された様々なジャンルの商品を販売しています。また並行して、商品作成から販売までを教える講座をやり、最後に講座の卒業生を1人ピックアップして2期目以降は卒業生が講師となり運営していく流れを取り、効率化、自動化の流れを作っていきました。まずは一連の流れを、利益を上げながら実践経験が積める分野を攻めていきます。そすうる事で教える側としてビジネスを立ち上げる選択と、外注化して量産していける選択の2つが新たに生まれます。